健康志向が高まる中、野菜が手軽に摂取出来るので、スムージーを食事で取り入れる人も増えている昨今。
- スムージーを毎日飲むのは危険って本当?
- 健康に効果的な組み合わせは何だろう?
- スムージーのデメリットってあるのかな?
このように、スムージーに対して、色々疑問に思っている方も多いのではないのでしょうか。
スムージーには、もちろんメリットが沢山ありますが、デメリットもあるんです。
そこで今回は、スムージーを食生活に取り入れたい方に向けて、スムージーのデメリットや効果的な飲み方をご紹介していきます。
スムージーのメリット・デメリットをしっかり知っていただきたいので、是非最後まで読んでみてくださいね!
スムージーを毎日飲むのは危険?毎日飲むデメリットはある?
スムージーを毎日飲むと危険なのか?
答えは「いいえ」です。
危険な飲み物ではありませんが、毎日飲むならデメリットについてもきちんと知っておく必要があります。
では、スムージーのデメリットとは、何なのでしょうか。
スムージーを毎日飲むと以下のデメリットが考えられます。
スムージーを毎日飲むデメリット①:糖質の過剰摂取
果物やフルーツジュース、アイスクリームなど、糖質の高いものを入れてしまうと、糖質を多く摂取してしまいます。
果物だけではなく、野菜にも糖質の高いものがあるので、組み合わせには注意が必要です。
スムージーを毎日飲むデメリット②:胃腸の働きが弱まる
スムージーは簡単に言うと、流動食。
咀嚼が殆ど無いため、胃腸の働きが弱くなり、内臓に負担がかかりやすくなります。
胃腸の働きが弱くなると言うことは、便秘になりやすくなる、と言うこと。
また、食生活において咀嚼は大変重要で、咀嚼は胃腸の働き以外にも脳の老化予防、虫歯予防にも繋がるんです。
咀嚼が減ると顔の筋肉が衰え、しわやたるみの原因にも・・・。
スムージーを毎日飲むデメリット③:栄養が偏る
スムージーは野菜と果物で出来ています。
毎日似たようなフレーバーを作ってしまうと、栄養が偏る原因に繋がります。
同じ材料ばかりで飲んでいると、いつの間にかアレルギーになっていた、なんてことも・・・。
スムージーを毎日飲むとアレルギーになって危険?
一般的に「アレルギー」と聞くと、原因となるものを食べた直後から数時間以内で起こる症状のイメージがありますよね。
これを「即時型アレルギー」と言います。
逆に「遅延型アレルギー」というものも存在するんです。
「遅延型アレルギー」は、原因となるものを食べた数時間後から数日後に症状が現れるアレルギー。
アレルギーに気が付かないまま、原因となる食物を食べ続け、体の不調を感じる方も多いと言います。
その「遅延型アレルギー」を引き起こしやすくなるのがスムージーなんです。
何故かと言うと、先述した通り、毎日スムージーを飲むと、どうしても似たようなフレーバーになりがちだから。
牛乳やヨーグルト、バナナやパイナップル、スイカやメロンなど・・・好んで入れていたものが、実はアレルギーの原因だった・・・なんてことも!
スムージーを毎日飲むデメリットへの対処法!ホットスムージーがいい?
では、スムージーを毎日飲む危険性への対処法はあるのでしょうか?
もちろん、あります!
対処法①:糖質の過剰摂取には?
糖質の過剰摂取を防ぐためには、食材の組み合わせが重要です。
後ほど具体的にご説明しますが、糖質が多いもの同士は入れないよう、注意が必要です。
対処法②:胃腸の働きを弱めないためには?
胃腸の働きを弱めないために、ホットスムージーを飲むのもオススメです。
冷えは健康の大敵。
ホットスムージーにすることによって、胃腸が温まり、基礎代謝アップに繋がります。
対処法③:栄養が偏らないためには?
スムージーを毎日飲むと、栄養が偏りがちに。
栄養のバランスを考え、何種類かメニューを用意してスムージーを作りましょう。
スムージーを毎日飲むメリットや効果的な飲み方は?肌に変化がある?
ここまで、スムージーがもたらす身体へのデメリットを説明してきました。
- 色々考えて自分でつくるのって、面倒だな・・・。
- こんなにデメリットばかりなんだ・・・。
- 飲んで体調を崩すくらいなら、飲まないほうがマシ!
このように、思った方もいらっしゃるでしょう。
ですがご安心ください。
デメリットをしっかり理解し、意識をすれば、健康に効果的なスムージーを摂取することが出来ます。
そこでここからは、スムージーのメリットについてご紹介していきます。
スムージーは、野菜類の栄養が豊富な飲み物。
食物繊維がたっぷり入っているので、栄養を簡単に摂取することが出来ます。
厚生労働省によると、健康な生活を維持するための目標の1つに、「野菜類を1日350g以上食べましょう」と掲げられていますが、実際には難しかったりしますよね。
そんな時、スムージーは手軽に野菜類を摂取出来て便利。
更に、加熱せずに摂取するので、栄養素を壊すことなく摂れる、大変健康的な飲み物なんです。
スムージーの効果的な飲み方は?粉末と生果物を両方飲むといい?
スムージーは、いつ飲んでも問題ありませんが、目的によって飲み方を変えるのがオススメです。
スムージーの効果的な飲み方①:代謝アップを目指すなら朝
代謝アップを目指すなら、朝!朝は1番空腹ですよね。
空腹時に摂取したものは、体内に吸収されやすいと言われています。
そこでスムージーを飲むと、代謝の向上を手助けする酵素が体内に吸収されるので、代謝アップが目指せるんです。
代謝がアップすると、消費カロリーが増えるので、ダイエット効果にもなる、一石二鳥のタイミングです!
ただし、空腹時にスムージーを飲むと、胃腸の働きを弱めてしまう恐れもあります。
スムージーを飲む前に水を1杯飲んだり、材料を常温にするなど、工夫が必要です。
スムージーの効果的な飲み方②:間食予防には昼
小腹が空いてしまうと、ついつい間食したくなりますよね。
そんな方にオススメのタイミングが、昼!
スムージーは、野菜や果物の食物繊維が豊富に含まれているので、腹持ちが良く、間食予防に繋げることが出来ます。
スムージーの効果的な飲み方③:ダイエットには夜
活動量が1番少なくなる夜。
夕食で沢山食べてしまうと、体重増加の原因にもなってしまいます。
夕食のカロリーが気になる方は、夜をスムージーに置き換えてみましょう。
夕食のカロリーを大幅にカット出来るので、ダイエットの即効性が見込めます。
ですがスムージーは結構手間がかかりますよね。
野菜や果物を買って来る手間、栄養バランスを考える手間、作る手間などなど・・・。
スムージーを作ることだけでも色んな手間があって、面倒に感じる方も多いはず。
そんな方にオススメなのが、粉末タイプのスムージー。
面倒な工程は一切省いて、水に溶かして混ぜるだけ!簡単ですよね。
手作りのスムージーと、手軽な粉末タイプのスムージーを上手く使い分けると良いでしょう。
毎日のスムージーに組み合わせが悪い食材は?野菜を生で入れるのは危険?
スムージーの組み合わせが悪い食材は、「果物×糖質の高い野菜」です。
もともと果物は糖質が高めです。
さらに糖質の多い野菜まで入れてしまうと、糖質過多に繋がります。
糖質を多く摂ってしまうと、糖化と言って体の老化や体重増加の原因に・・・。
また、糖質の多い野菜はデンプンも多く含まれています。
果物とデンプンを一緒に摂取すると、お腹の中でガスが溜まり、腸内環境が悪化する原因にもなります。
果物と組み合わせる野菜の糖質には、気をつけましょう。
一般的に糖質が多いとされている野菜はさつまいも、かぼちゃ、じゃがいも、にんじんなどです。
生のスムージーでは補えない栄養は?たんぱく質と咀嚼を大切に!
野菜類の栄養素を壊すことなく摂れる生のスムージーですが、どうしてもたんぱく質が不足しがちになります。
スムージーを飲む時は、肉や魚類も一緒に食べるのがオススメです。
咀嚼も増えるので、胃腸の働きも良くなり、消化がさらにアップします。
スムージーも「飲む」と言うよりは、「噛んで食べる」ように意識しましょう。
そうすることによって、より健康的にスムージーを飲むことが出来ますよ!
まとめ
今回は、スムージーのメリットとデメリットをお伝えしました。
まとめると下記の通りです。
- スムージーを毎日飲むと危険?:危険ではないが、いくつか注意が必要
- 糖質の過剰摂取:「果物×糖質の高い野菜」の組み合わせには気をつける
- 胃腸の働きが弱まる:ホットスムージー→基礎代謝アップに繋げる
- 栄養が偏る:何種類かメニューを用意してスムージーを作る、粉末タイプのスムージーもオススメ
デメリットさえ気をつければ、手軽に野菜が摂れる便利なスムージー。
是非、スムージーで身体の内側からキレイを目指しましょう!
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