設立趣意|キヤノン財団

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設立趣意

御手洗冨士夫

キヤノンは、「国産の高級カメラをつくろう」という大きな志を抱いた若者により1937年に企業としての歩みを始めました。その進取の気性の精神は今日まで受け継がれ、技術で人類の幸福に貢献し続ける企業を目指して発展してまいりました。

キヤノンはこれまでも、人々の生活を豊かにする製品やサービスを提供するとともに、さまざまな分野で社会・文化支援活動を展開してまいりました。この度、これらの活動に加えて、より一層社会に対し恩返しをしたいという強い気持ちから、創業70周年を記念し、キヤノン財団を設立することといたしました。

現在、情報通信を始めとする技術革新により、急速な経済のグローバル化、情報のネットワーク化が実現され、我々の生活はこれまでになく豊かになりました。しかし、その一方で、環境問題、資源問題など、国・地域の境界を越えた人類共通の深刻な課題に直面しています。

これら諸問題の解決には、国家レベルの対応のみならず、人類が幅広く英知を結集し、多面的な取り組みを行い、積極的にその役割を担うことが重要です。とりわけ、科学技術には、人類が直面する諸問題の解決に大きく寄与することが求められています。

キヤノン財団は、時代の要請に従い、科学技術をはじめとするさまざまな学術および文化の研究、事業、教育を行う団体・個人に対し幅広い支援を行い、人類社会の持続的な繁栄と人類の幸福に貢献していきたいと念じております。

2008年12月1日

設立者

キヤノン株式会社 代表取締役会長

御手洗冨士夫